【閉店】札幌市平岸にある「らーめん千太」最後の塩ラーメン

お店を続けることって難しい。どんなに後ろ髪を引かれても、どうしようもないことがある。

2018年12月9日、多くの方に惜しまれて閉店していった「らーめん千太」。店じまいが本当に悲しい。女性店主が作り上げる繊細な塩ラーメンが本当に好きでした。

最終日に行ってきましたので、レポをお届け。『こんなお店があったんだ』ってぜひいろんな人に知っていてほしいです。

らーめん千太ってどんなお店？

2006年にバスセンター前駅の中央バスターミナル地下一階の食堂街にオープンした「らーめん千太」。

2012年3月に閉店し、2012年11月平岸2条に再オープン後、現在の場所、平岸街道沿いの元々『麺Ag』のあった場所に2014年1月に移転し、2018年12月9日閉店されました。

短期間で移転・閉店を繰り返され、苦労が絶えなかったのでは…と思います。最終日もなんだか体調が良くなさそうで、心配です。どうかお元気でいてください。

閉店される当日、13時半頃にいきました。裏に3台停められる駐車場は満車で、駐車場に停めるため並んでいる車もいます。さすがラーメン屋さん、タイミングも良くすぐに駐車場に停めることができました。

カウンター8席からなるコンパクトな店内は人で溢れていますが、幸い待つことなく食券を買い、席に座ります。食券を渡し10分ほどで着丼。

らーめん千太のメニュー

【一番人気！】塩ラーメン

鶏ガラで出汁を取られた澄んだ淡い色のスープ。あっさりした味わい。でもしっかりコクはあります。スープを飲み干してしまうほど、癖になります。メニューには「どこか懐かしく上品なスープに仕上げた」と書かれていますが、全くその通り。いえ、それ以上の仕上がりです。

丁寧に作られた口当たりの良い、まろやかな豚バラ肉のロールチャーシューに、薄い色の歯ごたえがしっかりしたメンマ。切り方が美しい長ネギにかまぼこ。

細ストレート麺は若干硬めで、スープによくあいます。

全体的にバランスがとてもよく、女性店主ならではの繊細な、丁寧なお仕事ぶり。この優しい味が大好きです。

完食！

スープも飲み干せちゃいます。

塩ラーメン(大盛り)

大盛りはチャーシューが2枚になります。

らーめん千太の口コミ

相変わらずの綺麗に切られたネギと綺麗なスープが好い感じです。先ずはスープをいただきます、優しい味の清湯スープで塩梅も丁度好い味です。

次に麺ですが、中細の加水が少なめのパッン的な食感のストレート麺です。最後に具材ですが、しっかり作り込まれた渦巻きチャーシューが１まいに、メンマにトレードマークの蒲鉾に綺麗に切られた２種類のネギが乗っています。

こちらのお店も大通東のバスセンターの地下から始まり、今の場所に落ち着くまでは色々
な苦労をされていることを知っているので、閉店することを知ってやはり悲しくなりまし
た、それでは閉店する前に来て、こちらのお店で未食のメニューをいただきたいです。

食べログより引用

煮干しらーめんがやって来ました！とても好い香り！！それではスープを啜ります・・・何だ、これぇ・・・・・・気絶しそうな程、旨いです（涙）

煮干しの風味の中に、仄かに鰹も隠れていたように感じました。あっさり、優しいスープなのに一度食べたら忘れられなくなるほどの旨味です。昨日もあったか定かじゃありませんが、土砂降りのお陰で今日有り付けたんですね。

麺はお馴染み真っ直ぐな色白細麺、食感、味共に変わらずの安心感。具材はチャーシュー、メンマ、ネギ、水菜、カマボコ、お麩。バラロールのチャーシューは好い具合の歯応えに、何とも言えない絶妙な味付け。

ポリポリ食感のメンマも旨いし、大嫌いな水菜さえ最高に旨いです。待ちに待った甲斐がありました。大満足の完食完汁で御座います。

食べログより引用

らーめん千太の住所

住所	北海道札幌市豊平区平岸3条9-9-18
アクセス	地下鉄南北線「平岸駅」から徒歩3分
食べログ	【閉店】らーめん千太

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